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家族写真への想い
昔の家族写真を整理していて、家族とたくさんの思い出について話をしたんです。小さい頃の様子、両親の若い頃、そして、日常的な写真を見返した時、この家族の元に生まれてこれて本当によかったと、心から感動しました。
綺麗に整った姿でも、とびっきり素敵な背景があったわけでもありません。普通の日常だったからこそ、記憶や思い出と結びつき、かけがえのない記憶や感情を思い起こしてくれました。そして手元にモノとしての写真があったことで、これからも体験として記憶に残っていくのだと思います。
写真を通して、大切な人の感情に気が付くことができたり、幸せを未来に届けることができたり。日常写真には、僕たちが想像する以上の力を秘めています。
日常的な写真は、家族全員を写すことは難しいのもの。当たり前のことなのかもしれませんが、家族全員が揃った写真というのは、それだけ貴重な瞬間であるということでもあります。
育児をしながら子供と一緒に撮影をする。お出かけしながら兄弟を見守り撮影をする。家族全員が揃って日常的な写真を撮影する。毎日の慌ただしい生活の中では、とても大変なことだと思います。
でも、そんな慌ただしい日常の記憶や出来事こそ、家族の思い出として未来に残っていくものなのではないでしょうか。
最近は写真を撮る意味が少し変化している気がします。SNSによって綺麗な写真や映える写真が広まり、同じような写真を多く見かけるようになりました。
ご家族にはそれぞれの「らしさ」があります。100組あれば100通り。型にはめ込んでしまうことは、少しもったいないと思ってしまいます。みなさんにとっての素敵な瞬間はそれぞれ違うはずです。改めて ”未来に残したい” と思える写真について、考えてみませんか。
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